南向きのベランダのためウッドパネルを敷いて、夏の強い陽射しの照り返しを防ぐことにしました。
またプランターも木製のカバーで覆って直射日光の熱を和らげることにしました。
プランターは数百円のプラスチック製、ウッドカバーも材料費を2千円未満の予算で……。
「低コスト型ガーデニング」を心掛けています。
使い古したスノコも白ペンキを塗って化粧すればハンギング壁に様変わりです。
アクセントを付けるために耐火煉瓦で縁取りをしています。
耐火煉瓦を選んだのはエッジが欠けないことと、ロゴマークの刻印が気に入ったからです。
ウッドパネルのズレ防止、枯葉やゴミが直接、排水溝に入りこまないことも考慮して。
鉢を直接床面に置くと、夏場は躯体の大量の熱が伝わってくるので、底上げをすることにしました。
使い古しの”スノコ”も活用。
折角購入した好きな花を何回も駄目にした経験から試したものです。かなりの効果があるようです。
やはり、花に対しても”やさしさ”が基本ですね。
ベランダは洗濯物を干す場所であり、その機能を損なうことなく、快適空間をつくり出すプランをいろいろと考えてみました。
縁無しトレリスは壁に溶け込むのでは……?と。
次のステップとしてトレリスの両サイドをすのこを活用してデザインアップを。
ベランダの縦空間を利用することも有効だと思い高い箇所の壁を活用しています。
高い箇所まで伸びるクレマチスなど蔓性植物を支柱に絡ませてはどうでしょう?
高い場所を利用するときは台風・地震対策をしっかりしておくことが大切です(中央の写真)
壁面をどのように仕上げたいか、どんな植物を育てるかを計画してトレリスを用いるのも有効と思います。
クレマチスやモッコウバラを育ててみようと大型の三角トレリスを自分で作ってみました。
市販トレリスを購入する手もありますが、大きさや色を自分の好みにできるので自作もいいですよ。
定尺の角材も安いものがあり、寸法に合わせてノコギリで切って釘打ちし、好みの色のペンキを塗って出来上がりです。
ベランダのコーナー部もより活用したくてメダカ鉢を置いたり、ハンギング出来たり蔓を絡ませるような構造にしてみました。
植物には日照と風通しが重要なのですがベランダでは腰壁がその両方の障害となっています。
そこで棚をDIYしてこの問題を解消してやりました。
日当たりがよくなったのでつるバラも育てることが出来るようになりました。
冬の寒風対策として10℃以下に下がる11月下旬頃にベランダ格子部分には寒冷紗を張ってまともに風が当たらにようにしています。
また、室内に取り込めないサボテン類などはビニール袋で覆ってやって少しでも温度が下がらないようにして春を待ちます。