ちょっとした工夫

ベランダには「避難装置」や「避難壁」が設けられていますが、その役目をころさないように、上手に隠すカバーリングを考えてみました。

少し厚みのある板材を買ってきて避難装置(階下への梯子収納庫)の上を覆うボックスを作り、ウッドパネルと同色に塗りベランダの連続性を保ちました。

いざという時はボックスを剥ぐって、避難装置の蓋を開けることが出来ます。

通常は、その上に椅子を置いてコーヒータイムです。むき出しの避難装置の蓋の上に人が乗ると「ボコッボコッ」と非常に大きな音が出て、階下の住人にとっては大変迷惑であり、この解消策にもなりました。 

 

隣との境界となっている避難経路ボードを隠すためと殺風景な壁とならないように極薄ベニア板にだまし絵を描いてみました。

万が一の時には蹴飛ばせば、ボードと共に破れます。

天井部の排水管を隠すためにパーゴラをDIYしてみました。ハンギングバスケットを掛けたりして、立体的な空間を創ってみたいと思っています。

アーチにはモッコウバラクレマチス及び五色ノブドウを這わせました。

アーチは配水管をかわすために、組立式のものを探しました。

 マンションのベランダは共有部分となっているため、アンカーやボルト類で壁に穴を開けたり、傷をつけることは厳禁。

そのため、トレリスは上下をしっかりゴムパッキンで圧縮力を与え、前方には横バーで倒れ防止を図っています。

これまで10回以上の台風直撃を受けましたが、全く被害はありませんでした。(植物は被害に遭ってしまい散々でした。)

 強風で支柱が倒れないように工夫してみました。”つっぱり棒”の原理を活用して圧縮コイルバネを下方のプランターカバーに穴を明けてその中にバネをセットするのです。

支柱は天井とプランターカバーの間にセットされた”突っ張り棒”状態です。

 

横バーを追設してつる植物を這わせる計画を実施中です。

この固定方法で台風時でも支柱が揺れることがなくなったのでベランダ奥の高所緑化計画も進んで今ではクレマチス数品種を高い所まで誘引することが出来るようになりました。